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砕け散った試合の終盤には、浦和選手による鳥かごまで始まった。 いいようにボール回されて、遊ばれて、ふらふらへろへろになるまで引きずり回されて その光景をアタシの周りの赤い人たちがみんなして、くすくす笑いながら見ていて いたぶられる、なぶられるって言葉は、こういう時の為にあるのだろう。
悔しさも既になく、ただただ惨めだった。
見ているアタシよりも、選手の心が既にもう、ピッチから逃げ出していた。 黄色いユニだけが、緑の芝の上を、ふらふらといくつも漂っていたけれど、そこには既に魂のかけらも残っていなかった。
一人プレスにやみくもに駆け出したコーヘーの背中は、泣き叫んでるようだった。
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